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埼玉（ラオックス入間）１月２０日
午前９時。気が付くと私は新宿に立っていた。はて？なぜ、
こんな遠いところにいるのだろう。今日は、２０日か。
ううむ。たしか、入間大会の日だ。
「そうだ。入間へ行こう。」
１０時３０分。何事もなく、ラオックス入間に到着。
店が広く、さまよっているとＯＨＡ氏に発見された。
驚愕の表情を浮かべている。直前まで、行かない表明
していたからなあ。「偽初心者ＯＨＡ」に案内されると、
多数の見知った顔を発見。名前は多くて書ききれないが、
とにかく多い。さて、くじを引くことになった。
むむむ。Ｊだ。Ｊには既に、ＯＨＡ、きくぞうの名前が
あった。なんたることじゃあ。確かに、誰か知り合いに
当たる確率は高いのだが、この組み合わせはある意味酷い。
ま、当たったものは仕方ないさ。１位目指してみるかねえ。
突然、見知らぬ方に声をかけられた。はて？会ったことが
あるのに忘れているのか？記憶力ないからなあ。ううむ。
ｓｎｏｗｄｒｏｐ氏でした。ネットではやりとりしていた
ものの初対面です。なぜ分かったのでしょうか？先ほど
くじを引くときに名前を見られたようです。やっぱり、
人に会えるのは嬉しいなあ。私が関東組に顔が広いと見られた
らしく、お土産の八ッ橋の配布を依頼されます。しかし、
なかなか機会が無い。そこに、遅刻して羽場愛理氏登場。
ですから、配布役は任せました。ばっちりです。うまく、
いきわたっているようです。っつーか、私はお土産持参して
ない。突然、アポーツされたような感覚なので・・・。（謝）
Ｊ組１回戦スタートです。上記のメンバーに羽場愛理氏も
入って、すごい組み合わせとなりました。絶対、勝てんわ。
私の序盤のスペル。１ラウンド、パーミッション。２ラウンド
リコール。３ラウンド、パーミッション。ＯＨＡ氏から
ライフフォースが飛んできました。３位なのに・・・。やはり
目立ちすぎですか？高速周回ブックなので、非常に辛いです。
私は、結局十数ラウンドまで帰れませんでした。
世代だけがへこむなか、ＯＨＡ氏、きくぞう氏、羽場愛理氏が
順調に伸びてきました。ＯＨＡ氏が手札にドレインマジックを
２枚ため込んでいました。これをスワップで奪い合い。まず、
羽場愛理氏に、そして私に、また羽場愛理氏にという流れで
した。２枚持った羽場愛理氏は「単純に多い人から」という
理由で世代から２連続で奪う。まいったな、こりゃ。
私がドレインマジックを引きました。魔力から考えると、
ＯＨＡ氏か羽場愛理氏のどちらか。ここは、考えなければ
ならない。世代の脳が激しく計算する。頭がぼんやりして
きた。そういえば今朝、メロンパンを食べたなあ。この
せいですか。ジンクスはまだ続きますか。
さらには、気分まで悪くなってきた。これは・・・温泉
カルドの呪いだ。よく見ると、全員温泉カルドの参加者では
ないか。まずい。適正な判断が下せない。うおーん。
羽場愛理氏にドレインマジックは向かった。いま、冷静に
考えてみるとＯＨＡ氏が正解であっただろう。羽場愛理氏は
直前に「京都使用の２位ブックに酷似している」と言って
いた。妨害スペルを打つべきは「最終的に１位になる人」
である。完全に誤りである。恐るべし、呪いの力。
（注・現時点の私の考えはこうである。ドレインマジックを
下位の人に打つのは、その人が最終１位の人の２倍以上の
持ち魔力を有する時のみでよい。これは、トップとの差の
縮み具合＋投資額減、自分が手に入れた魔力＋投資額増、
８０Ｇの損失、を考慮に入れた大まかな計算による。ただ
最終１位の人が誰かを読むのは非常に難しい。）
このあと、ＯＨＡ氏がきくぞう氏にライフォをかけて、
独走に突入。世代は完全に出遅れ４位、羽場愛理氏は少し
へこんで３位であった。きくぞう氏はライフォを外すため
ディープスポーンにあえて侵略。バインドがかかる。
きくぞう氏は砦を通過しておらず城前＋パーミッション所持
であった。解除後、即座にパーミッション予定であろう。
ここで、世代の手札にはライフフォース。また、悩む。
ＯＨＡ氏、きくぞう氏の２択である。先ほどよりは気分が
よい。ＯＨＡ氏の口ハウントが遠くから響いてくる。
「極悪きくぞうに打て！！」
しかしよく見れば、ＯＨＡ氏は上の円をＨＷで周回しようと
しているではないか。連鎖数、持ち魔力、世代の勘、
様々な計算式が複雑に絡む。ここは、ＯＨＡ氏だ！！
ＯＨＡ氏はダイスで帰ることになった。ここで、ずっとＯＨＡ
氏が握りしめていたお守りが光った。（すいません、一部
誇張されております。）強烈なダイス運で見事帰ってきた。
２７ラウンド。後ろから声がした。「世代の逆転はなさそう
だな。」勝手に諦めるなー！私は４位で、右の円にいた。
このラウンドで上の円に行ければまだ分からないのだ。
３か４が出れば・・・ぐはー、１が出ました。なぜここで
牛歩ですか？ もう、駄目です。まいりました。
２８ラウンドで上の円へ。すると、きくぞう氏が私にＨＷ６を
かけてきた。たしかに、その場所にはきくぞう氏の高レベル
土地がある。でも、私の手札には・・・。
きくぞう氏が言う。「リコール使って。」
ん？私の手札にリコールあるのを見ているのに、なぜもう１枚を
見ていないのであろうか。私の手札にはＨＷ１０がある。
２９ラウンド。私は駄目押しでＨＷ１０を引いてきた。
私の手札が見えると、きくぞう氏を場が冷笑で包んだ。
当然ＨＷ１０を使用して、世代は下へと帰った。
３０ラウンドで私はリコールを使用。レベルを上げたが
２連鎖ではさすがに伸びない。１位ＯＨＡ氏、２位きくぞう氏
であった。
少し、負け惜しみを言おう。２７ラウンドで３か４が出ていた
場合、すべてが１ラウンド早く進む。そして、最終ラウンドに
私は城横の無属性の土地の色を変えて３連鎖に出来たはずで
ある。この増分は４７８Ｇ。１位２位との差は約４００で
あった。あーあ。惜しかったなあ。（潰）
昼食を取った後、２回戦の残りを観戦する。１組だけ、まだ
やっていた。この組は試合中にコンセントが抜けて、再試合
らしい。ブックコンセプトが、ばれた人は辛いだろうなあ。
そして、決勝戦。２１世紀最初で最後の名勝負かもしれない。
４人とも恐ろしく強かった。私が詳細を書くと誤った記述が
出そうなので、この部分は他の方に任せる。観戦者は多数いた
ので、少し探せばいいレポが多数見つかるであろう。
で、帰路へ。夜行バスで帰るので新宿へ。
大雪である。不安がよぎる。もしかして・・・。
「福岡行きのバスは運休ですか？（既に弱気）」
「はい。運休です。」
このセリフは、もう聞き飽きました。辛いっす。
なんとか、ぽーかーふぇーす宅へ入り込めました。
大変お世話になりました。大感謝です。
カルド日本一のマサ氏は、マリオテニス強いなあ。
無事、就寝。
翌朝、皆の足を踏みつつ（謝）５時過ぎに出発。
家に着いたのは１０時でした。もう、ディープスポーンは
使いません。ええ、バインドはもういいです。
福岡（箱崎スタジアム）１月２７日
カルド予選も終盤に突入した。地下鉄で予選会場へと向かう。
駅でしばらく待機してみるが、セプターは通過しない。
皆、迷わずたどり着いているだろうか。心配しながらも
店へと向かう。店で、ＦＯＸ氏と会った。しばらく待つが
肝心のルマー氏が来ない。再度、駅へ向かってみよう。
駅に到着するも、やはりルマー氏はいない。店に戻る途中で
カッパ氏を発見。ふむふむ。ここで、０シレンが生まれたのか。
集合時間を数分経過したところでやっとルマー氏が到着。
遠方から羽場愛理氏も観戦に来ていました。
１５人による１位抜けで、試合開始です。
１回戦は、ＦＯＸ氏、マサキ氏、いのくち氏、私であった。そう。
マサキ氏もいのくち氏も福岡ベストで当たった人物である。
マサキ氏には「リベンジする。お前を倒すためだけにここに来た。」
とまで言われました。クラーケンを落としたのは２週間前。
なんだか、懐かしい。
序盤、周回の早かったマサキ氏に私はバリアーをかけた。このあと、
急激にＦＯＸ氏の周回速度が上がった。そしてなぜか、ＦＯＸ氏の
レベルの上げた土地をマサキ氏、いのくち氏が踏む。これにより
ＦＯＸ氏が独走に入った。いつのまにか城から３マスの場所、
両方に高額ミルメコレオが完成されていた。恐るべし。
誰も妨害スペルは入れていないらしい。あっという間に終盤に
突入した。２６ラウンドで、ＦＯＸ氏はリコールを引けば完了の
状態。この防止のため世代がバリアーをかける。すると、見事
２８ラウンドでリコールを引いてきた。恐ろしい人だ。
ここでいのくち氏がＦＯＸの超高額地を踏んで枯渇。これにより、
誰も追いつけないまま３０ラウンドを迎えた。世代はぎりぎりの
２位であった。
ちなみに、隣でやっていたルマー氏はきっちり勝ちぬけていた。
さてルパン氏の観戦である。私はベストでの戦いを見ていない。
見ていると戦慄が走った。鬼ドローと鬼ダイスの両方の能力を
備えていたのだ。詳細は記憶していないので、記述しない。
ただ、敗れたものの僅差であった。
決勝は、まさに紙一重であった。この部分は宇宙一の誰かが記述
するであろうから、私は書かない。ジャッジメントとマナと
ライフォとホーリーブライトと・・・全てがすごいタイミングで
あった。優勝はＳＩＮ氏、準優勝はＦＯＸ氏であった。
帰りはさすがに雪に巻き込まれることもなく、無事に帰宅した。
ああ予選は長かった。お疲れ様です。
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© 1997
です
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