ウサギとガチョウと軟膏と


チェンジソルブは最初と最後にSTとHPを入れ換えておしまい、
それで全部、などと考えている方はいませんか?

チェンジソルブを使って実験をすると、カルドセプトの内部で どのように数字がやりとりされているかについて、とても多くの 手がかりを与えてくれます。たかが軟膏、と馬鹿にしてはいけないのです。

チェンジソルブの基本的な性質
1 戦闘開始時と終了時に能力値交換を実行する
2 この能力値交換は、STとHPの青い部分を入れ換える。 MHPは変化しない。
(注)ルナティックヘアの場合、能力値交換をした直後にMHPの値は 基本HPの値に下方修正される。(基本HP=MHPの時は変わらない)
3 チェンジソルブは戦闘終了時に独自の優先順位で発動する
(補足)ウサギとソルブの能力値交換の優先順位は異なっている

ちなみに、基本HP>MHP となることはない。MHPを越えた分は能力値変化として 扱われる。詳しくは応用編参照

様々な実験によりこのような結論に達しましたが、 これだけでは説明し切れない現象が起きているのも確かです。

例えば、ウサギの能力で殺した時の遺産(ゴールドグース)。 これは常に0Gです。
通常であれば、ウサギはMHPの値を基本HPの値に修正するため、 MHPが0になったという説明で十分でしょう。

しかし、本来ならばMHPが0になるはずのないケース、例えば
ウーズ+ゴールドグース(+ヌエの応援) vs ルナティックヘア
の場合、ウーズのSTは 基本ST10-10(応援)=0 の形になっているはずです。 もし死ななければMHPは10になるはずです。ですが、もらえるお金は0Gです。

また、
ルナティックヘア+火土地5 vs クラーケン+ゴールドグース
も遺産0Gです。

STが20以上のクリーチャーでやってみたのですが、やはり戦闘後の MHPは応援を考慮しない(つまり基本STの値)、という結果になっていました。

ゾンビ+ゴールドグース(侵略) vs ウサギ+先制(防御)(ヌエの応援なし)
ゾンビ+ゴールドグース(侵略) vs ウサギ+先制(防御)(ヌエの応援あり)

の結果が両方とも100Gであったこともそれを裏付けています。

死んだ時だけ応援のあるなしに関わらずMHPが0になるのです。

今のところ、能力値交換によって
「MHPは一旦は総STの値にされる。そこで死亡判定1 (総HP=0 or not)をし、『死んでいないならばMHPから能力値変化の 分を差し引いて』、死亡判定2(基本HP=0 or not)を行う」

というプログラムが組んであるのではないか?

という仮説を考えています。 ですが、MHPを一度に処理した方がプログラムが美しい(簡単)なので、 ちょっと不満だったりします。


死んでるの?生きてるの?
−生死の境をさまようモンク−

チェンジソルブにまつわる不思議な現象をもう一つ紹介します。

チェンジソルブをST=0のクリーチャーに使うと即死し、
STが能力値変化する場合は双方の攻撃が終った直後に死亡する、
というのは応用編に書いた通りです。

この「基本HPは0だけど総HPは0でない」 というのは不思議な状態で、

まず、 相手を殺さなかった時に発動する攻撃追加能力が発動しません
そして相手を殺した時も発動する攻撃追加能力は発動します。 特に、寄生も有効です。

また、クンフーモンク(混乱)+チェンジソルブ の場合、混乱ダメージは受けません。

双方の攻撃が終った直後に死亡する、というのは、 「基本HP=0の死亡判定がその時に初めて行われる」、 という解釈でいいでしょう。しかし攻撃追加能力が発動しないと いうのは不思議です。

2つの死亡フラグ(総HP=0,基本HP=0)が 統一されていないのが最大の要因ではないかと思うのですが プログラムを見ない限りは何ともいえないでしょうね。

さらに、この状態のクリーチャーに特殊スクロールを使う という実験をしてみました。結論からいえば、全て有効です。

その結果

毒が先に発動する、とは言っても
ウサギ vs クンフーモンク + チェンジソルブ
ではウサギの能力は発動しないので、やはり双方の攻撃が終った時点で モンクは死んでいるように思われるのですが、
ゴースト vs クンフーモンク + チェンジソルブ
では悔恨は発動しません(毒等で総HPが0になった場合は発動)。不思議ですね〜

でもヴァルキリーやパイエティコイン等の能力は発動するんですね〜
不思議ですね〜


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