カルドセプト


店舗予選

なんでも、カルドセプトの大会が行われるらしい。
4月からずっとプレイングしつづけてきた。
自分自身の実力を試す機会がやってきたのだ。
とりあえず出場してみよう。いざゆかん。
ベスト電器福岡本店へ。

「カルドセプト店舗予選の登録をしたいのですが。」
「ああ、はいはい。」
登録用紙に書きながら、質問する。
「いま何人ぐらいの登録がありますか?」
「6、7人ですかねえ。」
少ないなあ。こんなものなのか。

家でじっくりとブックについて考える。
当時の私は「土地に投資すると総魔力が増える」
事実を認識していなかった。土地に投資しても奪われ
たら丸損、確実に守りきれる土地など存在しない、と
考えていた。だから投資は一切しないことにした。
手持ち魔力を安全に保有するためにはバリアーは必須。
バリアーを繋ぐためにはリンカネーションが必須。
バリアーがあるので、リコールやホーリーワード
は除外。グレムリン、フュージョン、ナイトメア、
オーディンランス、で踏んだ土地はできるだけ落とす。
アンダイン対策(友人が愛用していた)のために
ホーリーシンボルが欲しかったのだが1枚しかないので
泣く泣く1枚だけ投入。(結局、PS版終了時に3枚に
しかならなかった)お金はあるのでテンペストを導入した。
テンペストを見せておけば、ドレインマジックで吸いやすい
という読みである。ブック紹介

”99年8月1日
ジーワジーワジーワ。暑いなあ。今日が試合の日だ。
ベスト電器へ向かう。店の中は涼しくていいなあ。
「参加者は15人で1対1のトーナメントです。」
なにぃ。4人対戦ではないのか?まあいい。やれるだけ
のことはやろう。4回勝てば優勝だな。

1試合目
宇宙一メンバー(当時は無論知らないのだが)だった
ような気がする。右と左にエリアが分かれて、戦闘一切
なし。レベルも上げずに私が勝利。

2試合目
1試合目と同様。バリアーは完全に繋がる。テンペストを
打つ必要性もなく、難なく勝利。

3試合目
ユウキさんと対戦。非常に若い子であった。いまも元気
だろうか。カルドセプトをやっているのだろうか。ユウキさんの
手札はリムーブカース+アンサモンという脅威のブックで
あったがレベルを上げる予定のない私には問題ない。ディスペル
を入れている人物なんて一人もいない。読みどおりである。
余裕勝ちだと思われた中盤悲劇は起きた。現在24R。19Rで
使ったバリアーは次の25Rで切れてしまう。手札にバリアーは
ない。ここで使うべきスペルは当然リンカネーションだ。・・・
ぶわぁっ。ない。バリアーがない。ユウキさんからドレインマジックが
飛んできた。ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお。
ユウキさんはその魔力を投資して私を大幅に上回った。
私は敗北した。
試合終了後観戦していた青年に声をかけられた。
「あそこのドレインマジックいたかったすね。」
「ええ、まあ。」
そう。この青年こそカッパさんである。彼は今も昔も
変わらない。バンダナを巻いていたような気がする。

決勝戦
ユウキさんと松岡さん(多分)の対戦。私は疲れきっていたので
座り込んでの観戦。ユウキさんが勝ったようだ。椅子がないから
なあ。体力のない私には辛い時間でした。(第2回大会では
ちゃんと椅子がありました・笑)

3位決定戦
なぜか、こんなものが行われるそうである。店員さんに
「大丈夫ですか?」
とまで声をかけられてしまった。ずっと座り込んでいたからなあ。
「ええ、なんとか。」
というわけで試合スタート。相手は1回戦魔力到達していたので
負けをある意味覚悟していた。しかし、バリアーは見事に繋がり
私の勝利。シャッターもスワップもホーリーワードはめも食らわ
ないのでバリアーはお得である。楽チンである。

「準準優勝」という賞状をもらってそれなりに満足。
全試合終了後少しの会話。このメンバーが、後ほど熱い戦いをする
相手である、松岡さん、たにださん、カッパさん、だとは全く
思っていなかった。
「え?北九州でも店舗大会が?」
うぬぬう。そうと知っていれば出てたのに。くやしい限りだ。
「まだ福岡大会の参加証届いてませんよね。」
「全員参加可能ではないのですか?」
「いや、抽選だって。」
「なにいいいいいいいいいいいいい。」
「松岡さん外れたら、いまの決勝敗退は痛いですね。」
松岡さんが結局全国行脚するなんて、当時は知るよしもない。
「世代さんのは1対1に強いブックですよね。」
「そうなのですか?自分では良く分かりません。」
「4人対戦で組んできたのに、今日ははめられた。」
「そうそう。はめられた。」
「福岡予選では4人用と2人陽と両方組まないと駄目かも。」
「まずは出場確定させてからだろ。」
「わしは店舗予選勝ってるから参加できます。」
「いいなあ。」
もう2年も前の会話なので、詳細は違うでしょう。
でも、雰囲気はこんな感じということです。

帰り道で、3位決定戦の時に当たった人とも会話。
「あのバリアーはどうやって外すのですか?」
「うーん。ディスペルぐらいしかないと思います。」
「ディスペル?」
「コスト10でセプターについた効果を除去するスペルです。」
「へえ。」
大会に出ている人はカードを全部網羅していると思ったのだが
そうでもないようだ。

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