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１１月２４日
もう、ほぼ後がない。今日の福岡予選、ＡＩ２次予選しか
残っていないのだ。気を引き締めて臨もう。
永遠のライバル、さあさんも観戦に来ていて勇気１００倍。
がんばるぞお。
試合は常に２位抜けで進むらしい。
１回戦は会社員Ｍさん、マサキさんとの対戦だ。
宇宙一メンバーで一人を落とす・・・広島での苦い記憶が
よみがえる。ここで、落ちるわけにはいかないんだがなあ。
会社員Ｍさんは地、マサキさんは風、世代は水と完全に
わかれていた。出遅れたのは世代。６Ｒでやっとバルダンを配置。
そして、即座にシンク打ち込み。やっとこさ、ボジャノーイを
配置可能となった。世代はボジャノーイをレベル４に即上げ。
ここは城から西へ７マスの土地（シンクで水にした）。今後の
展開で重要な場所となるのでよく覚えておくこと。
１０Ｒにマサキさんは世代のメズマライズをシャッターする。
うぬう。やはり、うまい。
１３Ｒ 世代→会社員Ｍさんに２３０Ｇの支払い。
１６Ｒ 会社員Ｍさん→マサキさんに５７６Ｇ支払い。
これで、マサキさんは独走。サドンデス開始となった。
１７Ｒにマサキさんは世代のボジャノーイにウェザリングを打ち込む。
すると、会社員Ｍさんはテレポートですぐ砦に飛ぶ。ボジャノーイの
横にはニンジャを配置していたのだ。ニンジャを横移動して、世代の
ボジャノーイを撃破。これで世代は総魔力１０００程度。あとの
２人は総魔力３０００程度。明らかに世代が落ちるパターンへ向かって
いた。
２２Ｒに会社員Ｍさんはリンカネで手札を流すと、防具なし。グースのみ。
マサキさんはこのチャンスを逃さない。ＨＷＸ使用で砦に停止。
会社員Ｍさんのニンジャ風レベル４の横には、デコイを配置しておいたのだ。
デコイ横移動でニンジャ撃破。無論、会社員Ｍさんはグースで４００Ｇを得る。
ここは、風レベル４。マサキさんは連鎖が決まって到達が目前となった。
会社員Ｍさんはデコイ風レベル４の一歩手前。このデコイにボーテックスを
使用。しかし、踏めずに通過。
２３Ｒに、マサキさんはリコールを会社員Ｍさんに打つ。
再度の砦使用だ。レベルアップで総魔力は６０００突破した。まずい。
世代の現在地は城。ボーテックス付きデコイまで７マス。遠い・・・。
世代の手札にはチャリオットがあった。これしかない。城から西に４マスの
地点にはリザードマンを配置しておいたのだ。チャリオットで砦を超え移動。
リザードマンは城から６マス地点へ移動した。ここでダイスが４以上なら
・・・６が出ました。もう、ぴったり！！
リザードマン横移動でデコイを簡単に撃破。
「くそう。やりやがったな。」
マサキさんとの闘志は燃えまくり。さすが、第２のライバルだ。
ただ、これでも世代は３位。うむう。
世代はずっとクイックサンドを持って機会をうかがっていた。
しかし、撃つチャンスは到来せず会社員Ｍさんにメズマで奪われる。
ただ、レベル１への打ち込みなので踏まされたわけでもない。
２７Ｒに世代はマサキさんのホーリーグレイルをシャッター。
闘志はさらに燃えていく。
２８Ｒに会社員Ｍさんはマサキさんのウェンディゴ風レベル５に
止まってしまう。会社員Ｍさんはバジリスクを召喚。マサキさんは
レベルダウン＋半額回避のためにフュージョンを使用。
戦闘開始！
・
・・
なんと、即死発動せず。会社員Ｍさん→マサキさんに１５３６Ｇの支払いだ。
これでマサキさんは６０００突破。しかし、世代はドレインマジックを
即座にドロー。マサキさんから６２８Ｇ吸う。そして、次のＲに世代は
またもやドレインマジックをドロー。マサキさんから４２７Ｇ吸う。
「ありえーん。」
「なんとか到達はまぬがれたか。」
世代はこの金で強引にリザードマン風レベル４を水に変える。
３１Ｒにマサキさんは世代のグレアムをシャッター。
そして、マサキさんは地３連鎖の１つをレベルアップして城一歩手前。
またもや、６０００突破だ。
「さすがに、終わるやろ。」
「ふっ、それはどうかな。」
世代はカオスパニックをドロー。
「まじでー！！」
２位抜けなので使わなくてもいいのだが、ここで手を緩めると
今後の戦いに影響する。マサキさんにはここでダメージを与えておく
必要がある。
カオスパニック使用！！
これで、また試合は長引くこととなった。
３２Ｒにマサキさんは砦に停止。世代のリザードマン水レベル４の横には
ちゃんとコーンフォークを配置していた。コーンフォーク＋ボーパルで
リザードマンは陥落。さすがに、逆転は無理のようだ。
３４Ｒに、マサキさんはリコールを引いてやっと試合終了。
「序盤、死ぬかと思いました。」
「俺も、世代さんさすがに駄目やろうと思った。」
「次、がんばりましょう。」
注・この下の試合はＮＯ．００１さんのＨＰの中のレポも
読むとさらに楽しめるでしょう。
というわけで第２試合。
組み合わせ表を見た時からいやな記憶がよみがえっていた。
あのＰＳ第２回大会の時のリアンさんが同じ卓なのだ。福岡の
トーナメント表は本名明記方式。この苗字はしっかりと覚えている。
まさか、同名の違う人ということはないだろう。
セリカさん、セプター０１さん、マサキさんとの対戦だ。
むむむ。リアンという名前がいない。もしかして、私の勘違いか。
名前は覚えているが顔までは覚えていない。しょせん、私の記憶力
などそんなものだ。よかったぁ。いないんだ。違う人なんだ。一安心
・・・ふと見ると、テレビの横にはドラゴンボールの審判がいた。
私は即座に叫んでいた。
「マインジャーめえ！！」
ＮＯ．００１さんが恥ずかしそうにそして満足そうに、審判のカードを
しまっていた。ああ、やっぱりいるんだ。（リアンさんはマインジャー）
・・・でも、どっちだ。セリカさんの方なのか、セプター０１さんの
方なのか判別できず。まあ、マイン入っているほうだろう。
世代は砦を２つ通過した時点でパーミッションを使用。城１歩手前だ。
セプター０１さんはこのタイミングを逃さない。世代のカオスパニックを
メズマライズ。
この直後、城通過済みだったセリカさんはパーミッションを鬼ドロー。
使用して、また周回ボーナスを得る。独走の予感がする。
世代の次のダイスは１。城から２マスだ。
さらに次のＲに、セリカさんがバックワードを引いたのを見逃さなかった。
世代はこのバックワードをメズマライズ。２以上で周回ボーナスだ。
・
・・
・・・
ダイス１です。
「うわああああああああああああああ。」
世代が無駄にうろうろしている間に、セリカさんはアルガスフィアＨＰ６０
レベル３を作成。ここに、ぴったり世代が停止。世代はアンダインを召喚。
世代の手札にはウォーターアムルがある。セリカさんには防具がない。
戦闘開始！
世代はアイテム使用せず。
これを見て、マサキさんが怪訝そうな顔をする。
「倒せないんだっけ？」
ＴＶ画面では、能力値変化が起きていた。ＨＰ３０→０
「ああ、そうか。」
というわけで世代は枯渇。多分、滋賀遠征がないとこの枯渇は出来ません
でした。この枯渇が正解だったかどうかは怪しいのですが。
大幅に出遅れた世代以外は、均衡して場が進む。そんな中、
２０ＲにセリカさんはついにアルガスフィアＨＰ１００水レベル４を完成。
こんなの、絶対に落ちません。
すぐさま、セプター０１さんが止まって５７６Ｇ支払い。
セリカさんは、独走モードに入った。
ちなみに、世代はセプター０１さんのバ＝アルレベル４を踏んで５７６Ｇ
支払い。これは、追いつけないかも。
２２Ｒにセリカさんが橋にマイン配置。世代はやっとこの時、マインジャーが
誰なのかを判別。しかし、時は既に遅かった。そして、次のＲセリカさんは
世代にバックワードを使用。
世代のダイスが２か５なら、セリカさんに６９１Ｇ支払い。
６なら橋マイン踏みとなる。緊張しつつダイスを振ると
・
・・
・・・
ダイスは６！！
マインジャーの力恐るべし。３４７Ｇを世代は失った。
さらに、セリカさんはウィスプで世代のアイスウォールに攻めて１２０Ｇ奪う。
やりたい放題である。
２４Ｒにマサキさんは、あのアルガスフィアに停止。６９１Ｇ支払い。
これで、セリカさんは到達が近づいた。
２６Ｒに世代は、セリカさんのアイスウォール水レベル４に停止。
もう最後の手段しかない。バルダン召喚。２人ともノーアイテムだ。
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・・
・・・
・・・・
・・・・・
ゴールドトーテムに変身！！
攻撃エフェクトが全く出ないまま一瞬で戦闘終了。
「あああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ」
セリカさんが目標到達して試合終了。
「まいりました。」
世代は、全く爽やかではない表情をしていたことだろう。
ルマーさんもＳＩＮさんも見事な２位抜けだなあと思いつつ帰宅。
まあ、ＡＩにはそれなりの自信があるので大丈夫さ。（泣）
１２月某日
ネットを徘徊していると、ＡＩ２次予選の結果が出ていたという書き込みを
発見する。予定期日よりもかなり早い。すぐさま公式にアクセスしてみる。
・
・・
・・・
・・・・
ぬけてねぇぇぇぇ。
何かの間違いではないだろうか。とりあえずリプレイをＤＬして閲覧する。
世代の変身最強、レクイエムさんの一郎、イルムさんのイルム＝伊藤、
ねこさんの蒼の対戦だ。（以下、ＡＩ名で話が進みます）
変身最強は多色系、一郎とイルム＝伊藤はウィロウはめ、
蒼はケルピーはめのようだ。世代の事前のＡＩ実験では、ウィロウはめ
発動前に試合が完了するので問題なしという判断であった。
「おかしいなあ。負ける要素はほぼ無いのだが。」
１Ｒに、一郎がアイアンアイドルを配置。これには驚いた。
ミスルト投入ＡＩもさほど多くなかったというのに、アイアンまで入れる
念の入れよう。これは、魔力が早く貯まる可能性が高いな。当然、変身最強
にもミスルトは４枚入りである。
残念ながらイルム＝伊藤は、調整不足のようだ。手札クリーチャーが
ウィロウ３枚で固まってしまった。スチームギアを引いても捨てていた。
このまま貯金箱として周回することになる。ただ、グラニットアイドルは
場に配置済みだったので、吸われることなくＲは経過する。
一郎は、変身最強のグリーンモールド火レベル４の横にスチームギアを
配置していた。一郎の手札にはカタパルト、変身最強の手札には
トラペゾン、とグース。なぜか横移動しない。そういう設定なのだろうか。
変身最強に有利なように進んでいるようだ。
変身最強にはバルダンがたくさん入っている。
１２Ｒ 蒼のグラニットに侵略。スプライトになるも、相手はガセアス使用。
１３Ｒ 一郎のアイアンアイドルに侵略。バンシーになって撃破。
１６Ｒ 蒼のクレイアイドルに侵略。ガーゴイルになるも、敵はペトリフ使用。
実は、１３Ｒでの撃破は失敗なのである。
１４Ｒに一郎は、あの移動しなかったスチームギアをウィロウに交換。
変身最強は即座に止まる。この時バルダンが手札にあれば、間違いなく
バル＋トラペゾンで撃破していただろう。火２連鎖→３連鎖のチャンス
なので間違いなく侵略していたはず。さらに、一郎は防具なしだったのだ。
蒼が変身最強のレベル４を踏む。５７６Ｇの支払い。
一郎のほうは、すぐさまためておいたお金をウィロウに投資。これを
１７Ｒに蒼が踏んで１５３６Ｇ支払い。枯渇だ。だが、ＡＩ戦はサドンデス
なしの設定。サドンデスなら変身最強が勝っていたのだがなあ。
ここでイルム＝伊藤はゴールドアイドルを配置。でも、あまりにも
遅すぎた。既に、変身最強と一郎の一騎打ちの形になっている。
１８Ｒに一郎はデコイを横移動。変身最強のバルダンへの侵略だ。
変身最強は迷わず（？？）グースを使用。そして、バルキリーに変身。
簡単に３００Ｇを入手。世代制作ＡＩも、変身は読めるらしい。
（デコイ入りＡＩを私は評価したい。デコイを入れて１次突破したと
いうのは、本当にすごいことだ。）
２０Ｒにイルム＝伊藤が変身最強のレベル４を踏む。５７６Ｇ支払い。
これで、変身最強は砦全て通過済み。総魔力５８００突破。という
安泰状態に。いまだ、負ける要素が見つからない。おかしい。
直後に、蒼がカオスパニックをドロー。即座に使用。
「うえええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。」
変身最強は城から北に６マス地点にいた。城に向かっていたのが
反対向きになった。ということは火土地を通るということだ。一郎の
ウィロウが待っている。
一郎は城から１マス西にいて、城に向かっていた。この反対向きということは
城までは１９マス。途中には変身最強のレベル５が２つある。まだ、分からない
はずだ・・・。
一郎はなんとマウンテンリープを鬼ドロー。簡単に回避した。
そして、変身最強はウィロウをしっかり踏んで、１５３６Ｇ支払い。
一郎はダイスを振って城に到達。２２Ｒで試合は完了した。
茫然としてしまった。
そして、ひとつの結論に至った。
私は予選で多くの人をカオスパニックで苦しめた。その怨念が詰まって
ここに現われたのだろう。負けたものは仕方ないさ。でも、くやしいわい。
宣伝・このＡＩは１１月３０日に公式のＡＩ登録所に登録済みです。
遠征総決算
総店舗数 ９店舗
店舗での総試合数 １５試合
ネットとＡＩを含めた試合数 １７試合
出会ったのべ人数（店舗参加者を加算・店舗のみ） １７２人
試合したのべ人数（同じ卓の人を加算・ネット含む） ４３人
４人対戦（１２試合・ネット含む）で１位３回、２位６回、４位３回
３人対戦（４試合）で２位２回、３位２回
その１遠征費用 ３１３７０円
その２遠征費用 ３７０４０円
その３遠征費用 ２００００円
その４遠征費用 ４００円
遠征費用総額 ８８８１０円
出会った店舗数ランキング（店舗の試合への参加・不参加を問わず）
６回 ＦＯＸさん
５回 羽場愛理さん
４回 たにださん
（↑カウントが誤っている可能性があります。訂正勧告待ってます）
多くの人にたくさんお世話になりました。
車の提供、宿の提供、そして暖かい言葉。
本当にありがとうございます。
また、どこかで『直接』お会いしましょう。
© 1997
です
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