不思議な対話


8回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世:「こんにちわ、行代ちゃん。」
行:「こんにちわ。」
世:「ふうむ、このわざとらしくおいてある紙は?」
行:「私が置いたの。」
世:「やっぱりね。」
(世代交TAIは紙を見る)
世:「エステの宣伝広告か。」
行:「そうよ。」
世:「わき毛脱毛1万円、か。わき毛が気になるお年頃ですか。」
行:「いや、そうじゃなくて。」
世:「別に照れなくてもいいのに。」
行:「いいや、やっぱりこの話は無し。」
世:「えっ。急だなあ。」
行:「私の思う方向に行きそうにないから。」
(わがままだなあ)
世:「じゃあ、私が。主導権をゲホゲホ。」
行:「もしかして、風邪ひいてるの?」
世:「まあ、軽い風邪ですから大丈夫ですよ。」
行:「いやー、寄らないで。」
世:「人をそんな汚いものみたいに言わなくてもいいのに。」
行:「風邪のウイルスを持っているんでしょ。それだけで十分よ。」
世:「ひどいなあ。」
行:「マスクはめるとかちゃんとしてよ。」
世:「そうしたら、しゃべれませんけど。」
行:「いいじゃない。」
世:「駄目です。」
行:「明日風邪ひいたら、うらむからね。」
世:「明日大事な約束でもあるのかな。」
行:「別になんにも。」
世:「まあ、私は深く追求しません。」
(行代ちゃんが安堵の表情をみせる)
世:「読心術!」
行:「えっ、あ、あの・・・」
世:「言ってみただけです。」
行:「なによ、もう。」
世:「今日は引っかかりやすいですね。」
行:「たまには、こういうこともあるわよ。」
世:「これ以上やって風邪を移すのもあれですから
もう終わりましょうか。」
行:「そうね、終わりましょう。」
世:「ではまた。」
行:「じゃあまたね。」

次の対話は11月中旬です。

後日談
行代ちゃんはエステの話から、やせる→街へと
話を運びたかったらしい。「わき毛」と言った
私の失敗です。「わがまま」ではなかったようです。

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