不思議な対話


78回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「美人って、どうなんでしょうか?」
行「言ってる意味がわからないわ。」
世「ここ2年ぐらいで私の職場から消えた女性が5名。
  しかも、美人から順番に。」
行「消えたって、事故かなにか?」
世「あ、いや、退職したということです。」
行「なあんだ。結婚退職ならいいじゃない。」
世「いや、結婚ではなく純粋に退職しただけなのです。」
行「世代さんの職場って、きつい、きたない系?」
世「この業界にしては綺麗だが、きついとは思う。」
行「きついって、一言で言っても程度がわからないわ。」
世「あんまり言うと愚痴っぽくなるので。美人は忍耐力が
  ないのかなあ、と。」
行「人それぞれでしょ。関係があるとは思えないし。」
世「美人はちやほやされて、甘やかされているというのは
  私の先入観でしょうか。」
行「そうね。そういう人もいるかもしれないけれど、向上心が
  ないだけ。」
世「ああ、行代ちゃんの場合努力家だからなあ。」
(なんか、行代ちゃんに、一瞬にらまれたような。)
行「会社のなにが、いやだったのかしら。」
世「まあ、いろいろ不満はあるのだと思う。」
行「世代さんのいやらしい視線に耐えられなくなったとか。」
世「ちょ、ちょっと。そういう方向に進むのかあ?」
行「世代さんは女の敵!」
世「うおっ。そりゃあ、言いすぎです。」
行「じゃあ、味方って言う証拠出しなさい。」
世「証拠ねえ・・・。ないなあ。」
行「ほらー。」
(「ホラー映画?」と口走りそうになるも、踏みとどまる)
世「美人遭遇率が高いとは思っているのだが、消え去る速度が
  最近ますます加速しており寂しいのじゃ。」
行「そうね。私も、消える日が・・・。」
世「うわぁ。行代ちゃんの場合、雲のようにすっと消えそうで恐いですよお。」
行「世代さんが『消える』なんて、言葉使うから。」
世「すみません。」
行「ほらほら、しょげないの。」
世「自称ではあっても、「女性にだけは優しい」を目指しているので。」
行「え?? そうだったの?」
(行代ちゃんは、典型的な驚きの表情を見せてくれた。)
世「あー、いや、それでこそ行代ちゃんだよな。あげておいて落とす。
  ありがとうございます。」
行「何も、感謝されるようなことはしてないわ。」
世「私は素直なので、感謝したいときにします。」
行「ふうーん。」
世「上手く伝わってないけど、いいのかなあ。」
行「いいのよ。」
世「では、またー。」
行「またねー。」

次の対話は9月中旬です。

行代ちゃんへのメールは 届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
世代交TAIへの意見は twitter掲示板
お願いいたします。

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