不思議な対話


77回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「毎日が暑いなあ。」
行「世代さんは髪が短いからいいじゃない。」
世「まあ、行代ちゃんよりは短いですな。」
行「今年はかみ上げとこうかな。うなじも、きれいにして・・・。」
世「うおっ。うなじって、綺麗にするものなのか?」
行「自分の体だから当然でしょ。」
世「そう言われてみればそうかもしれないが・・・、そうかぁ。」
行「まゆをそろえるのと同じよ。」
(個人的には、同じではないと思う。うなじまで気にしている女性はそこまで多くないよなあ)
世「でも、うなじって普通自分から見えないよなあ。鏡6枚ぐらい使えば見えるかもしれないが。」
行「そんなにかがみ、手で持てないわよ。」
(ふと、千手観音が思い浮かぶ)
世「あ、いや、私のイメージでは三面鏡が向かい合っているイメージで6枚。」
行「うちにそんなのあるとおもってるの?」
世「行代ちゃんの部屋の中の、隠し部屋に。」
行「んもう。」
世「まあ、私も隠し部屋を造りたいという欲求はあるわけで。」
行「『も』ってなによ!」
世「五十音の35音目。」
行「そういうことじゃなくて・・・。」
世「うなじが良いって思われるようになったの、いつ頃なんだろうか。」
行「世代さんが生まれるよりは前よね。」
世「うむ。文金高島田の時代は、あらゆる人が髪をあげていたから・・・。」
行「そんな時代あったかしら。」
世「ああ、私は歴史に弱いから気にするな。」
行「気にするなって、でたらめじゃない。」
世「というわけで、見返り美人の切手よりは前だよな。」
行「どんなわけか、さっぱりわからなかったけど。」
(いま、検索したら見返り美人は髪あげてない・・・。1948年発行。)
世「よくある思考の飛躍というものです。」
行「いつも、とびすぎなのよ。」
世「とんでとんでとんでとんで・・・。」
行「一人でまわってなさい。」
世「いつにも増して、冷たいのう。」
行「夏にぴったりでしょ。」
世「うなじを見せるのも夏にぴったり、か。」
行「日本語おかしくない?」
世「いいえ。おかしくありません。」
行「そう。」
(ふっと、陰がさす表情がかなり好きです。)
世「先日、隣に座ってた女性のうなじをじっと見ていたのだが、いいもんですよ。」
行「ううっ。私の知らないところで、他の女と会ってるのね・・・。」
世「いきなり、なんじゃーい。」
行「しっと?」
世「疑問形で言われてもなあ。よくわからんが、また次回。」
行「またね。」

次の対話は8月中旬です。

行代ちゃんへのメールは 届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
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