不思議な対話


7回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世:「こんにちは、行代ちゃん。」
行:「こんにちは。」
世:「何かうれしいことでもありましたか。」
行:「やっぱり、顔に出てる?」
世:「はい、出ていますよ。」
行:「そう?」
世:「わざとそういう顔をしているのでしょう。
今日の対話の方向を確定させるために。
どうぞ言ってください、私はついていきますから。」
行:「全部読まれてるみたいね。ばれちゃったけど進ませてもらうわ。これを見てよ。」
(紙キレを渡される。)
世:「数学のテストか。この問題は+とーを間違えて。これは・・・」
行:「そんなところはいいの。点数を見てよ。」
世:「77点。普通だ。」
行:「7が揃うことは滅多にないのよ。もっとこう、一緒によろこんでよ。」
世:「ああ、そういうことか。」
行:「77点は100点の次にすごいのよ。」
世:「これはすごいセリフを聞いてしまった。
それは若い時の私の持論と同じです。
私は3つ同時に77点を取ったことがあります。まだまだですね。」
行:「うそ、そんなことあるわけが・・・」
世:「それがあるのです。この話をはじめた時点で行代ちゃんの負けが確定していたのです。」
行:「別に勝ち負けは関係ないじゃないの。」
(いつも、ムキになっているのは言わないでおこう。)
世:「はい、関係ありません。」
行:「あっでも、同じ考え方の人がいるとは思ってもみなかったわ。」
世:「まあ、少数派でしょうね。77点より90点代の方が普通はいいのですから。」
行:「私達って気があうのね。」
世:「気があわないなら、こんな対話はできないでしょう。」
行:「あっ、そうね。」
(ともに笑う)
行:「あっ、忘れてた。」
世:「何か重要なことですか?」
行:「夏に恐い話をやるっていう話はどうなったの。」
(注・この対話は9月に行われました。)
世:「それはまた来年ということで。」
行:「恐いんでしょう。」
世:「い、いえ、恐くはありません。」
行:「バレバレの嘘をついても無駄。やらないの?」
世:「ええ、やりません。これ以上やると読む人が疲れますから。」
行:「また、人のせいにして。逃げるの?」
世:「もちろんです。ではまた来月ということで、ここまでにしましょう。」
行:「ま、今日のところは見逃してあげましょう。」
世:「決まっている行代ちゃん、ありがとう。ではまた。」
行:「じゃあね。」

次の対話は10月中旬です。

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