不思議な対話


63回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「勉強ってなんだろう。」
行「いきなり、意味深ね。」
世「『勉強は、何の役に立つのですか?』という質問の答えに悩んだのです。」
行「悩んで、世代さんはどう答えたの?」
世「脳の限界を試すため。」
行「限界なんてあるの?」
世「若い時期には、限界無しだろうなあ。」
行「え? 世代さんは、もうピーク過ぎなの?」
世「ある特定の分野においては、壁を越えることが出来ませんでした。」
行「自分で、壁つくっちゃダメよ。」
世「あ、はい。まあ、別の分野に目が向いたという意味において好転しております。」
行「今度は、壁に当たらないといいわね。悩んでるってことは、別の答えも
  思いついたのかしら?」
世「現時点で考えうる最高の答えは『選択肢が広がるから』です。」
行「ちょっと、わかりにくいわね。」
世「仕事にしても、恋愛においても、できる奴はできない奴を演じることが出来る
  が、できない奴はできる奴を演じることが出来ない。すなわち、できる奴の
  ほうが人生の幅が広くなる。」
(後日、行代ちゃんから「『できる・できない』の区別があいまいよね。」と言われました。
 確かに、明確な定義はしてないよなあ。)
行「仕事はそうかもしれないけれど、恋愛はどうかしら?」
世「どんな人を好きになるか分からないから、選択肢は広い方が良いと思うのです。」
行「『なあ、知ってるか。1603年に江戸時代が始まったんだぜ』
  『きゃあ。すっごーい。物知りなのね』なんてことがある?」
世「・・・それは、ないなあ。というか、レベルが低すぎますよ。」
行「『昨今の政治状況を考慮すると、中東の紛争は・・・』」
世「待った! そんな会話も無い。絶対無い。」
行「低すぎるって言うから、少し上げてみただけよ。」
世「わざと、変な例えをチョイスしているなあ。」
行「へん?」
世「あー、いや、ありえない例え・・・かな。」
行「勉強が役に立たないってことが分かった?」
世「その結論は出したくないなあ。まあ、中東が好きな人もいますよ。多分。」
行「絶対無いって言ったじゃない!」
世「無いけれど、あるんですよ。うん。」
行「わかんない。」
世「私も分かりません。行代ちゃんは、勉強は何の役に立つと思いますか?」
行「役に立たないわ。」
世「ああ、にべもない。そこを、なんとか。」
行「勉強は面白いからする。それだけよ。役に立つかどうかは関係ないわ。」
世「なるほどー! シンプルだなあ。」
行「世代さんも、近い考えだと思ってたんだけど。」
世「言われてみると確かに。どこかで落としてきたのかもしれません。でもなあ。」
行「なあに?」
世「面白いと思わせるのは難しい、と思うのです。」
行「世代さんの力量次第ね。」
世「うわぁ。プレッシャーきたぁ。」
行「がんばってね。」
世「がんばりません。面白いと思う奴だけがついて来い!」
行「誰に言ってるの?」
世「不特定多数の人に。まま、私は大満足なので終わりましょう。」
行「えー。私も満足さ・せ・て。」
世「無理無理。絶対無理。」
行「ひっどーい。」
世「んでは、また。」
行「またね。」

次の対話は6月中旬です。

行代ちゃんへのメールは 届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
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お願いいたします。

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