不思議な対話


56回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「なんだか、今日は疑いのまなざしですな。」
行「世代さんって、ストーカーの能力があるんじゃない?」
世「そりゃあまた、突然の話ですなあ。」
行「ふと、そう思ったのよ。」
世「ない・・・と思います。」
行「あやしいわね。」
世「もし、私がストーカーなら行代ちゃんの家のそばに引っ越してます。」
(行代ちゃんは、現在福岡には住んでいない)
行「いやっ。」
世「そんな顔しなくてもいいじゃないですか。あくまでも、仮定の話です。引っ越しませんから。」
行「それならいいけど。世代さんってしつこいんじゃない?」
世「うーん、どうだろう。ストーカーではないものの、ストーカーの鉄則なら話せます。」
行「なあに?」
世「夜よりも、朝の方がよい。」
行「いってる意味がわかんない。ストーカーって夜道をつけるんじゃないの?」
世「不特定多数の女性のうちの誰でもいいなら夜でもいいだろうけれど、
  特定の女性を狙っているのであれば朝です。」
行「夜の方がくらいから、後ろから誰か来るとこわいのよ。」
世「ストーカーの目的は怖がらせることではないからなあ。帰りはいつ来るかわからないが、
  朝はほぼ決まった時間。よって、朝の方が追跡しやすい、というわけです。」
行「ストーカーってずっと待ってるものじゃないの?」
世「効率が悪いと続かないのでは? 効率優先。」
行「あはは。世代さんは『効率がいい』が好きよね。」
世「最近の口癖かもしれない。でも非効率なことも、たくさんやっていますぞ。」
行「効率なんていってる人はストーカーにはなれないよね。これで安心できるわ。」
世「どうやら疑念は晴れたようですな。」
行「その『鉄則』が正しいとしても、朝が弱い世代さんには無理な話よね。」
世「早起きは苦手です。あー多分、ストーカーに対するイメージがそれぞれで違うんだろうなあ。」
行「そうね。私のイメージは、黒いシャツに少し大きめの体。紙袋つき。
  振り返るといつも視界に入るの。・・・こわーい。」
(『こわーい』の時の行代ちゃんの手や顔の動き、よかったなあ)
世「ってそれじゃあ、一昔前のオタクじゃないですか!」
行「あら。そうかしら?」
世「とぼけても無駄ー。」
行「紙袋には隠しカメラが入ってるの。」
世「ああ、少し最新型かも。まあ、私の像はスラッとしてて、眼鏡かけてて、
  スーツで、対象者には絶対見つからない人。眼鏡の奥でにやりとしてる感じ。」
行「世代さんのイメージこそ、オタクっぽいわよ。」
世「おや、そうですか。ということは、共通認識部分はオタクニアリーイコール
  ストーカーということですかな。」
(ニアリーイコールとは、ほぼ同じということ。記号で書くと≒)
行「世代さんイコールストーカーじゃなくて?」
世「また、そういうことを言う。」
行「オタクが出世するとストーカーになるのよ。」
世「魚かよ!」
行「え?」
世「出世魚、という意味です。」
行「世代さんって出世しそうにないよね。」
世「なんか・・・先ほどから、かなり酷いことを言われているような気がするのです。」
行「そうね。きっと、気のせいよ。」
世「なるほどー。まあ、いつも通りってやつですな。」
行「終わりましょ。」
世「はいよ。んではまた。」
行「まったねー。」

次の対話は11月中旬です。

行代ちゃんへのメールは 届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
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