不思議な対話


49回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「最近、悩んでいるのです。」
行「ふーん。」
世「無関心ですか。」
(仕方ないわね、という顔をしながら)
行「・・・何を悩んでるの?」
世「女性を褒めるべきかどうか、よく悩むのです。」
行「ほめればいいじゃない。」
世「褒めるとそこで満足してしまってそれ以上伸びないのではないか、
  と懸念しているのです。褒めない方がより美しくなるのでは、と。」
行「考えすぎよ。ほめたいと思ったらほめる。思わないなら、ほめない。
  それで、いいじゃない。」
世「まあ建前はそうなんですけれども、非常に難しいのです。」
行「だいたいね、ほめられて満足するような女には向上心がないのよ。
  美意識が低すぎ。」
世「ふうむ。確かにそうかもしれません。」
行「いつも美しさを意識していないと、すぐダメになっちゃうのよ。」
世「そんなに簡単に、まずい方向へと向かいますか?」
行「男の人はどうか知らないけど、一度失ったものは簡単には
  取り戻せないのよ。」
世「痛烈ですな。でも、加齢からは逃れられないよなあ。」
行「そうかしら。」
世「50歳になった行代ちゃんは、ちょっと見たくない。」
行「世代さん、そんなこと思ってたの?」
世「だって、しわしわ・・・」
行「しわは数本はあるかもしれないけど、『しわしわ』なんか
  にはならないわよ。」
世「では、今よりも美しくなっていますか?」
行「もちろんよ。私は永遠に輝くのよ。」
世「いつもながら、つえぇ。」
行「これぐらい普通よ。」
世「行代ちゃんらしくて、非常によいです。」
行「実際には、ずっと美しくある必要はないのよ。輝く瞬間が
  あればそれで十分。」
世「いまも輝いていると思います。美しいです。」
行「世代さんはどうかしら?」
世「は。何がでしょうか?」
行「世代さんの50歳。・・・白髪交じりは見てみたいかも。」
世「うむ。なかなか、いい感じになっていると思います。」
行「でも、ハゲは絶対見たくない。」
世「うおっ。そう来ましたか。たぶん、大丈夫です。」
行「そういう人の毛が、薄くなりやすいのよね。」
世「いやはや。家系からいって大丈夫です。大丈夫ですってば!」
行「むきにならなくてもいいじゃない。」
世「行代ちゃんと会えなくなるのは、いやです。はい。」
行「そんなに心配しなくても大丈夫よ。」
世「まあ、先のことはわからん、と。」
行「おかしな締め方ね。」
世「また来月もよろしくです。」
行「うん、またね。」

次の対話は4月中旬です。

行代ちゃんへのメールは 届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
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お願いいたします。

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