(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。
世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「行代ちゃんは好きな色ってありますか?」
行「にじいろ。」
世「え?」
行「虹よ。雨上がりによく見かける虹。」
世「あ、はい。それはわかるのですが・・・。」
行「それじゃあ、なあに?」
世「想定外の答えでしたので、驚いているわけです。」
行「ふーん。」
世「虹の7色とも好きということでしょうか?」
行「7つに分けるんじゃなくて、虹そのものが好きなのよ。」
世「は、はあ。なるほど。」
行「わかってないでしょ。」
世「新しい考えに到達するには時間がかかるものなのです。」
行「どういう答えを予想してたの? 例えば赤だったら?」
世「あなたの前世は牛です。」
行「青だったら?」
世「あなたの前世は魚です。」
行「パープルだったら?」
(ええ? むらさき??)
世「あなたの前世は・・・。」
行「考えてなかったみたいね。しかも、適当に言ってるでしょ。」
世「赤、青、ときたあとにパープルはありえない。」
行「パールの方がよかったかしら。」
世「余計に意味が分かりません。」
行「真珠よ。」
世「分かってます!!」
行「わからないって言ったじゃない。」
世「言葉のあやです。はい。」
行「でも、牛って色を認識できないらしいわよ。」
世「ほえ。そうなのですか?」
行「ずいぶん前にテレビで・・・違うわ。世代さんが前に言ってたのよ。」
世「なにー!! 記憶にございません。」
行「政治家ね。」
世「政治家というか、加齢による忘却ですな。」
行「んもう。忘れすぎよ。」
世「時代の潮流に乗るためには、新しいことを吸収しなければ
ならないのです。その分、古いことは忘れます。」
行「流行を追ってるの? 世代さんが?」
(行代ちゃんの目が「ありえない」と言っていた)
世「もちろん、そんなものは追わない!」
行「言ってることが矛盾してるけど。」
世「よって、背理法により最初の仮定は誤り。私の忘却は
存在しないことが示された。」
行「理屈ばっかり。やっぱり、政治家じゃない。」
世「まあ、そういう見方もありますな。」
(読者に政治家がいないことを切に希望いたします)
行「世代さんそのものが、存在しないんじゃない?」
世「う。何をおっしゃいますことやら。」
行「いない人としゃべってても、しょうがないわね。」
世「まあ、例えいないとしても行代ちゃんとこうして話せる
のは幸せです。」
行「・・・。」
(行代ちゃんの目が一瞬光った)
行「今日はここまでね。」
世「あいよ。また次回もよろしくなのです。」
行「まったねー。」
次の対話は2月中旬です。
行代ちゃんへのメールは
届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
世代交TAIへの意見は
twitterか掲示板で
お願いいたします。
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