不思議な対話


46回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「寒くなってきましたなあ。」
行「世代さんの歯って・・・」
世「は?」
行「笑えないわよ。」
世「あ、いや、別にそういう意味で言ったのではないのですが。」
行「世代さんの歯ってリスみたいよね。」
世「まあ、少し前に出てますな。」
行「さんまさんでも、目指してたの?」
世「いや、違いますが。っていうか、そんなに出てないです。」
行「そうね。矯正するってほどではないみたい。」
世「うーん。まあ、これは矯正後なのかもしれないなあ。」
行「え? そうなの?」
世「もともとは、下の歯の方が前に出ていたのです。それを
  直して、上の歯が前に出ている状態にしたわけです。」
行「じゃあ、あの矯正用の銀色の装置を使ってたのね。」
世「いや・・・。定規で直しました。」
行「じょうぎ? どういうことなの?」
世「こう、15cmぐらいの定規を縦にして、上の歯が前に出るように
  噛む。1ヶ月ぐらい噛んでいたら、上の歯が前に出ました。」
行「・・・。」
世「あ、定規は洗っていたから清潔です。」
(世代が対話のときに持っていた定規は、少し汚れてました)
行「すごい自己流ね。」
世「歯医者にそう指導されたのです。」
行「それってヤブ医者じゃない。」
世「ヤブ・・・そうか。そう言われてみればそうかもしれない。」
行「気づくのが遅すぎよ。」
世「いい歯医者だとずっと思い込んでいました。」
行「そんなわけないじゃない。」
世「前歯が前に出た効果で、前歯に3mm程度のすき間ができてました。
  それを、ちゃんと直したから、『いい』と記憶したのでしょう。」
行「ペンチで絞めたのかしら?」
(行代ちゃんは不敵な(?)笑みでした)
世「違います!! まず麻酔をかけて、それから、前歯の間にある
  歯ぐきの肉を抜き取ります。表面と背面は残して、真ん中だけ
  抜き取ったようです。」
行「・・・。」
世「ほほう。行代ちゃんでもそういう顔をするのですな。」
行「どんな顔っていうのよ!」
世「えーと・・・」
(変な顔と言うと怒られるよなあ・・・)
世「ガラスを爪で引っかいた時の顔ですな。」
行「スプラッタ系は苦手なのよ。」
世「行代ちゃんは何に対しても平然としているイメージでした。」
行「その話はまだ続くのかしら?」
世「いや、すぐ終わります。手術のあとは自然に歯が寄っていきました。
すき間を埋めるように、動いていきました。」
行「ふー。」
世「行代ちゃんの歯並びはきれいですな。」
行「これぐらい普通じゃないの?」
世「いや、きれいです。」
行「ありがと。」
世「矯正したのでしょうか?」
行「・・・台無しね。」
世「はい?」
行「気にしないで。矯正したかどうかは、ひ・み・つ。」
世「なんというか、女性の口元をじっと見ているとドキドキしますな。」
行「それじゃあ、終わりましょ。」
世「あ、はい。ではまた来年もよろしくお願いします。」
行「よろしくね。」

次の対話は1月中旬です。

行代ちゃんへのメールは 届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
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