不思議な対話


44回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「今日は『ビシュウ』について話そうと思うのです。」
行「え? いま、なんていったの?」
世「美しいと醜いで、美醜です。」
行「あっ、そういうことね。」
世「ういっす。」
行「性格の話? それとも、見た目の話?」
世「うーん。まあ、両方かなあ。」
行「世代さんは両方みにくいってことね。」
世「ちっがーう。」
行「反応が早いわね。」
世「まずは一般的に話しましょう。女性が『くそっ』とか言うのはさすがに、
  醜いと思うのです。」
行「くそっ。」
(行代ちゃんは満面の笑顔で言った)
世「・・・。」
行「くそっくそっくそっ。」
世「ストップ、ストーップ。美しくないです。」
行「ちゃんと言うわね。世代さんは、もっと弱気だと思ってたんだけど。」
世「昔、友人が言っておりました。『美人に不細工というのは問題なし』と。」
行「へえ。」
世「他には・・・人によってあからさまに態度が変わるのってのも、醜いなあ。」
行「みにくい、みにくい、って言ってる世代さんもかなりみにくいわよ。」
世「なんだか、どこかで聞いたことのある文言ですな。」
行「ばか。」
世「なるほどなるほど。」
(バカって言うやつが馬鹿!がもと、ということですな)
世「では、美しい方に目を向けましょうか。」
行「みー。」
世「は??」
行「私ってことね。」
世「ああー、meか。わかりにくいなあ。」
行「人を助ける動きって美しいって思うのよ。」
世「漠然としすぎて、意味がつかみにくいのですが。」
行「例えば、交差点でひかれそうになっているおばあさんを、素早い動きで
  助けるとか。私はそういう場面に出くわしたことはないけど。」
世「私だと、うまくいきそうにないなあ。動きは素早くないので。」
行「一緒にひかれてそうね。」
世「いや、私もろとも誰か凄い人が出現して救ってくれるのかもしれない。」
行「違うわ。おばあさんがその人に救われたあとに、出遅れた世代さんがひかれるのよ。」
世「うわーん。殺さないでくれー。」
行「あくまでも仮定の話よ。世代さんには長生きして欲しいに決まってるじゃない。」
世「は、はあ。ありがとうございます。」
行「風になびくような、かがやく髪も美しいと思うの。」
世「美しい、美しいと言う人も美しいと思います。」
行「ふふっ。言うわね。」
(行代ちゃんが、いい笑顔を見せた)
世「ちょっと、狙っておりました。」
行「今のは、予想してなかったわ。」
世「予想を裏切る男、世代!! ここに参上。」
行「・・・。」
世「ん?」
行「今のはちょっと、みにくいんじゃない?」
世「あうち。やりすぎですか。」
行「ほどほどが、美しいってことみたいね。」
世「無難な結論になりましたな。」
行「世代さんは、何をやっても駄目という結論ね。」
世「ええー。そんなー。」
行「がんばって、生きるのよ。」
世「はーいー。では、このあたりで終わりますか。」
行「そうね。じゃあ、また今度。」
世「ういー。また、よろしくなのです。」

次の対話は11月中旬です。

行代ちゃんへのメールは 届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
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