(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。
世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「今日は何か持ってきているようですが。」
行「そうよ。はい。プレゼント。」
(きれいにラッピングされたものを受け取る世代)
世「これは・・・危険物とか?」
行「失礼ね。お菓子よ。」
世「もしや、手作りですか?」
行「そうよ。」
世「あー。ありがとうございます。」
行「・・・やっぱり。」
世「何がでしょうか?」
行「リアクションが弱いわね。」
世「そんなに、弱いですか?」
行「世代さんって絶叫キャラでしょ。」
世「まあ、本望ではないですが、そういうことになっております。」
行「だったら、もうちょっと飛び上がって喜んでくれてもいいんじゃないの?」
世「うーん。」
行「それじゃあ、泣いて喜ぶでもいいわよ。」
世「さすがに、それはないです。女優じゃあるまいし。」
行「・・・そう。」
世「『世代さんが絶叫するのは悪いとき』というのを聞いたことがある。」
行「それで?」
世「つまり、私が叫ばなかったということは、良いということです。」
行「説得力ないわね。」
世「いや、本当に嬉しいです。ただ、ちょっと・・・」
行「なあに?」
世「照れ屋さんなだけです。」
行「なーにいってんのよ。そんなキャラじゃないでしょ。」
世「対話のときぐらい、良い人になってもいいではないですか。」
行「駄目よ。ここでは、世代さんの悪趣味を暴くのが目的なんだから。」
世「ええ? そんな目的でしたっけ?」
行「そうよ。」
世「違いますって。対話を楽しむのが趣旨ですぞ。」
行「私は、世代さんを暴くのが楽しいの。だからあってるの。
わかったかしら?」
世「ううむ。なんだか、分かったような分からんような。」
行「それを、わかったというのよ。」
世「とりあえず、そんな行代ちゃんのほうが悪趣味・・・」
(行代ちゃんの目の奥が光った)
世「・・・ではないということがよく分かりました。」
行「食べたら感想聞かせてね。」
世「これは、誰かに作ってあげた残りなのでしょうか。もしや失敗作とか?」
行「そんなことないわよ。私が作るものに失敗なんてないわ。」
世「うわー。強気だ。」
行「当然よ。」
世「お菓子は、通常の料理よりも失敗確率が高いと思うんだけどなあ。」
行「練習すれば、大丈夫よ。」
世「ん? 『練習』ということは、失敗もあるということではないですか。」
行「・・・。」
世「おや、無言ですか。」
行「さっき言ったのは、人にあげるものに失敗はない、という意味よ。」
世「なるほどなるほど。大変納得です。」
行「本当かしら。」
世「ああ。いい匂いがしますね。このお菓子。」
行「シナモンよ。」
世「ふむふむ。行代ちゃんの、いい匂いかと思いました。」
行「いつからそんなにお世辞がうまくなったの?」
世「自然に出ました。きっと、喜びの気持ちの表れです。」
行「そこまで言われると、作ったかいもあるわね。」
世「アクションは難しいですが、言葉は比較的出るようです。」
行「そっか。絶叫も言葉のうちに入っちゃうのね。」
世「まあ、そんなところですか。」
行「今日は終わりにしましょ。」
世「そうですな。ちょうどよいですな。」
行「じゃあまたね。」
世「はい。それではー。」
行「感想待ってるからね。」
世「分かりましたー。」
注・後日談
クッキー状のものがたくさん入っていました。
非常においしかったです。
ありがとうございますありがとうございます。(涙)
次の対話は10月中旬です。
行代ちゃんへのメールは
届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
世代交TAIへの意見は
twitterか掲示板で
お願いいたします。
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