不思議な対話


4回目

(〜)は私の心を文章化しています。

世:「どうも、こんにちは。行代ちゃん。」
行:「こんにちは。どうしたの、あらたまっちゃって。」
世:「いきなりこういう事を聞くのは失礼かもしれないけれど。」
行:「何?」
世:「行代ちゃんはどうして『行代』の字なのかな。
他に『育代』とか『育世』とかあるのに。」
行:「ああそれはね、私の両親はどちらとも背が高いのよ。
特にお母さんはそれで大変だったらしいから、あまり育たないようにって。」
世:「だから『育』の字を避けたのか。」
(避けたのに行代ちゃんの背は高いんだよなあ。)
世:「あっ、でもそれなら『いくよ』以外の名前にすればいいのに。」
行:「ええとそれは確か、幾代にも家系を残してほしいっていう意味よ。」
世:「ふーん。えっ、ちょっとおかしくないかい。」
行:「どこが?」
世:「家系って言ったら普通男性でつながっているはず。女性は嫁に行けばそこまで…」
行:「それって女性差別よ。ひどーい。」
世:「いや、そんなつもりはなかったんだけど。ごめん。」
行:「今度はこっちが質問する番よ。どうして『雄紀』って名前なの?」
(注・世代交TAIの名前は雄紀です。)
世:「非常に分かりやすい理由なんです。『世紀に名を残す英雄になれ!』」
行:「あはははは。今時英雄なんて無理でしょ。」
世:「私もそう思います。」
行:「悪いことをたくさんやれば名は残るわよ。100連続放火とか。」
世:「それだと、英雄じゃないんだけど。」
行:「あらそうね。じゃあ、100連続痴漢とか。」
世:「どうしても、私を犯罪者にしたいみたいだね。」
行:「あら、分かっちゃった?」
世:「ひどいなあ。」
行:「人のプライバシーを聞き出したんだから、これぐらいは当然よ。」
世:「まいりました。今日はここまでにしますか。」
行:「そうね。じゃあまた。」
世:「また今度。」

次の対話は7月中旬です。

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