不思議な対話


35回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「今年もよろしくお願いいたします。」
行「うん。よろしくね。」
世「1年が過ぎるといつも思うことがある。」
行「なあに?」
世「こうやって少しづつ、年をとっていくんだなあ。」
行「おじいちゃん。」
世「おわぁ。」
行「世代おじいちゃん。」
世「はいはい。よぼよぼのおじいさんですよぉ。」
行「お年玉ちょうだいっ。」
世「なにー。」
行「最近、金回りがいいらしいじゃないの。ほらほら〜。」
世「ゆすっても出ません!」
行「それじゃあ、たたけばいいの?」
世「ちがうわい。」
行「今日は期待してたのに。」
世「まあ、年末進行ですから。」
(年末進行=公開は1月でも、対話実行時期は12月ということ)
行「ひどーい。普通、そういうこと自分でばらす?」
世「お金が貯まると人は、ケチになるのです。」
行「ケチケチおじいさんなのね。」
世「ふむ。わるくない。」
行「別に、ほめてないわ。」
世「そうですか。それにしても、行代ちゃんの方は年をとらないなあ。」
行「私だって、年は重ねてるわ。」
世「いや、加齢による衰えを見せず、美しさに磨きがかかっているということです。
  うむ。きれいだ。」
行「それで、お年玉は来月になればもらえるのかしら。」
世「ああ、私の絶賛の言葉は素通りですか。」
行「え? 今のは、反応しないのが一番美しいでしょ。」
世「そう・・・なのか? 私にはさっぱり分かりません。」
行「お礼の言葉を言うと『こいつ、本当にきれいだと思い込んでやがる。
  自信過剰だぜ。おい。』って思われるでしょ。」
世「それ誰だよ。」
(しばしの間の後、互いに笑いあう)
世「私はそうは思わないですが、そう思う人もいないわけではないですな。」
行「否定しても『あーあ。謙遜しちゃってまあ。これだから、お嬢様は駄目だ。』って。」
世「その顔が最高!!」
行「ちょっと、気合いいれすぎたかもね。」
世「さりげなく、お嬢様とか言ってるし。」
行「ふふふ。」
世「たしかに、無反応が一番いいかもなあ。でも、こうやってばらしたら美しくないぞ。」
行「世代さんが聞くからいけないのよ。」
世「すいません。」
行「罰として、お年玉ちょうだいっ。」
世「うわっ。しっかり、覚えてるし。」
行「世代さんの記憶力とは、格がちがうのよ。いっしょにしないで。」
世「では、私はその記憶の力に従い忘れます。さようなら。」
行「逃げるのね。」
世「おじいさんは、耳が遠いので何も聞こえませーん。」
行「そろそろ終わりの時間ね。」
世「では、終わりましょう。」
行「しっかり聞こえてるじゃない。」
世「あ、いや。・・・では、また次回。」
行「そうね。今日は、あきらめることにするわ。またね。」
世「ういうい〜。」

次の対話は2月中旬です。

行代ちゃんへのメールは 届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
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