(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。
世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「ああ、かまくらに入りたい。」
行「急にどうしたの?」
世「暖まってみたいからです。」
行「そうね。ここでは、かまくらなんて作れないわね。」
世「できないとなると、無性に入ってみたいのです。」
行「北海道にでも旅行すればいいじゃない。」
世「いや。寒いところはいや。」
行「じゃあ、どこへ行きたいの?」
世「いざ、鎌倉!」
行「・・・。」
世「・・・。」
行「もしかして、それが言いたかっただけなの?」
世「必ずしも、そうではないのだが・・・。」
行「あ、そう。」
世「しょっぱなから、冷たいのお。」
行「そうかしら。」
世「微妙に。」
行「冬にあたたまりたいって、気持ちはわからないでもないわ。」
世「おお。万人共通の願い!」
行「お茶に、梅やしそや昆布を混ぜると体の芯からあたたまるのよ。」
世「うわっ。おばさ・・・。」
(行代ちゃんの視線が鋭く突き刺さる)
世「あ、いや、暖まりそうだなあ。行代ちゃんは冷え性とか?」
行「冷え性っていうほどでもないんだけど、寒いのはちょっと苦手。」
世「ふむふむ。大変ですなあ。」
行「世代さんも飲んでみたら? 手の先まであたたまるのよ。」
世「手・・・私の手が冷たいって言いましたっけ?」
行「ずいぶん前に聞いたわよ。そうでなくても、見てればわかるわ。」
世「そうだよなあ。私は心が暖かいかわりに、手が冷たいからなあ。」
行「逆よ。ぎゃく。」
世「は?どこがですか?」
行「世代さんはあまりにも心が冷たいから、それが手に伝わってしまってるんでしょ。」
世「なにぃ。そこまで言いますか。」
行「自分で『この冷たさはまるで死人のようだ』っていってたじゃない。」
世「むむう。記憶にござらん。」
行「本当に忘れっぽいわね。」
世「忘れた事実も忘れつつあります。」
行「寒さも忘れればいいじゃない。」
世「おお! ってさすがにそれは無理ですがな。」
行「やっぱり?」
世「ええ、無理です。」
行「都合の悪いあたまね。」
世「別に、忘れたくて忘れているわけではないんだがなあ。」
行「なんでも忘れるなら、もう少しひどいこといってもいいかなって
思ったんだけど、やめとくね。」
世「助かります。」
(互いに、ほほえみあう)
世「というわけで時間ですな。」
行「また来年もよろしくね。」
世「はいよっ。」
次の対話は1月中旬です。
行代ちゃんへのメールは
届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
世代交TAIへの意見は
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お願いいたします。
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