不思議な対話


31回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「夏真っ盛り〜っとこれは前回も言ったか。」
行「世代さんにしてはよく覚えてたわね。」
世「えっへん。」
行「でも、もう夏も終わりでしょ。」
世「ああ・・・。そうか。そうですな。」
行「・・・。」
世「どうかしましたか?」
行「世代さんのしゃべり方ってほとんど標準語よね。」
世「あーうー、そげんことはなかですたい。」
行「かなり無理してるでしょ。」
世「全然、無理してません。」
行「やっぱり標準語じゃない。」
世「標準語使用量が増えたのはネットの力が大きいのです。」
行「そうなの?」
世「文章でなまると、かなり変です。『今日、図書館行ったけんね〜』などを
 読むと違和感がすごいです。」
(こうやって書いてみると、やはり違和感は大きいと思うのです)
行「聞いてると、別に普通に聞こえるけれど、そういうものなのね。」
世「標準語ばかりを打ち込んでいると、いつのまにか普通の会話にまで影響します。
 それで、こうなったというわけです。」
行「福岡は長いんじゃないの?」
世「生後6ヶ月で福岡に来たから、かれこれ・・・。」
行「35年以上じゃない!」
世「さんじゅう・・・先に言いやがったな。」
行「ふふっ。」
世「長いので染みついてはいるのですが、最近はパッと出ないなあ。」
行「ネットの方が現実になってない?」
世「境界はあいまいになってます。互いに影響して私を作り出しています。」
行「きれいな言い方をしても、だまされないわよ。」
世「騙すなんてとんでもない。私は、一瞬のひらめきの美しさだけで生きてますので。」
行「次から次へと出てくる言葉。感心してしまうわ。」
世「そういえば行代ちゃんも、なまってないですな。」
行「私に似合わないからよ。」
世「え?」
行「ファッションと同じなのよ。私に似合うかどうかで、身に付けるかどうか決めるの。」
世「うはあ。大人だ。そんな考え持ったこともないです。」
行「これぐらいは当然よ。」
世「洗練されているなあ。」
行「世代さんもきれいじゃない。文章だけ。」
世「ありがとうなのです。へーっくしょん、つつつ。」
(行代ちゃんが驚きの表情を浮かべる)
行「いまのなに?」
世「く、くしゃみです。」
行「それは見ればわかるわよ。そのあとなにを言ったのか聞いてるのよ。」
世「最近、くしゃみをすると背骨が痛いのです。痛みが声になったのです。」
行「もう、おじいさんじゃないの。」
世「へい。じいさまでーす。」
行「見た目は若くても、中身はボロボロね。」
世「ボロ雑巾みたいに言わなくても・・・。」
行「そうは言ってないじゃない。」
世「この年になると脳も肉体も衰えるなあ。いやあ、まいったまいった。」
行「しゃべり方まで、おじいさんっぽくなってるわよ。」
世「これも1つのキャラとして面白いかもしれんのう。」
行「おじいさんとは、話したくないわ。」
世「あらら。では、元に戻しましょう。」
行「病院には行ったの?」
世「まあ、これが続くようでしたら行った方がいいかもしれませんな。」
(現在も少し痛いですが、行っていません。大丈夫かなあ)
行「油断してると、あっという間にあの世に一直線よ。」
世「私がそんなタマに見えますか?」
行「ううん。とっても、長生きしそう。」
世「そう簡単には死なんぞお。」
行「変な自信ね。」
(二人で、ともに笑いあう)
世「本日はお疲れさまでした。」
行「お大事にね。」
世「それでは、またなのだ。」
行「またやりましょうね。」

次の対話は10月中旬です。

行代ちゃんへのメールは 届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
世代交TAIへの意見は twitter掲示板
お願いいたします。

トップページに戻る

© 1997


このページは GeoCitiesです 無料ホームページをどうぞ