不思議な対話


30回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「夏真っ盛りですなあ。」
行「今年は本当に暑いわね。」
世「というわけで本日、私は飲み物持参です。」
行「無断で飲むなんて、ひきょうよ。」
世「そういう行代ちゃんこそペットボトルを持っているではないかぁ。」
行「見えてた?」
世「はい。残念ながら。」
行「しょうがないわね。」
世「ううむ。」
(じーっと行代ちゃんの方を見る世代)
行「なあに?」
世「いや、こう、容器についている水滴を観察してました。」
行「もう集中力切れたの?」
世「そういうわけではないのですが・・・。」
(なんとなく行代ちゃんが不満そうな顔をしているように見えた)
世「すいません。」
行「謝らなくてもいいのよ。」
世「この表面の水滴が蒸発すると・・・中の液体の熱が奪われるから
中は冷たいままだ。おお。半永久的に冷たい・・・。」
行「世代さん大丈夫?」
世「もちろん。」
行「頭悪くなったんじゃない?」
世「ん?おかしなこと言ったかな。」
行「この水滴はもともと水蒸気なんだから気体になっても意味がないのよ。」
世「あ、そうか。差し引きゼロですな。いかんなあ。」
行「うまく言えないけど、汗っかきの人の発想よね。」
世「その表現で十分伝わります。私の汗は蒸発で熱を奪うからなあ。」
行「世代さんは汗かきすぎなんじゃない?」
世「これは体質ですから仕方ないのです。私が太っていた証でもあります。」
行「そうだったの?全然知らなかったわ。」
世「『お前は水の飲みすぎだ!』とまで言われたからなあ。」
行「ずいぶんと丸かったのね。」
世「丸いと言うか、なんと言うか・・・。」
行「昔のことなんでしょ。気にしちゃ駄目よ。」
世「は、はあ。」
行「具体的に、どれくらいだったの?」
世「昔は身長−100が体重でした。今は身長−100の75%ぐらいが体重です。」
(一応書いておくと身長の単位はcm、体重の単位はkgです)
行「すっごくやせたわね。」
世「うーん。別に何もしてないのです。普通に生活してたら減りました。」
行「ちょっぴり羨ましいわ。」
世「顔が、ちょっぴりとは言っておりませんが。」
行「やせたくないわけないじゃない。」
世「別にやせる必要はないと思うけどなあ。」
行「そう?」
世「行代ちゃんはやせすぎです。」
行「・・・。」
世「あ、いやスタイルがよくて・・・魅力的です。」
行「お世辞をありがとう。」
(↑『お世辞』部分は強く発音)
世「行代ちゃんは私より軽いですよねえ。」
行「当然よ。私の方が背が低いんだから。」
世「低いって、そんなに差がないではないですか。」
行「5キロ分の差はあるわよ。」
世「え?私と行代ちゃんは5キロ差なのでしょうか?」
行「誰もそんなこと言ってないじゃない。」
世「だって・・・。」
行「そもそも、世代さんの体重、知らないんだけど。」
世「そうか。数値では言ってないからなあ。勘違いしてました。」
行「私は簡単にはプライバシーを明かさないからね。」
世「その割には私のプライバシーは暴露しますねえ。」
行「世代さんは、きっとそういう星のもとに生まれたのよ。」
世「どんな星だあぁ。」
行「きっと幸せな星よ。」
世「そう思い込まさせてもらいます。」
行「そうそう。それでいいのよ。」
世「結局、対話中は一滴も飲まなかったなあ。」
行「もう終わり?」
世「終わりです。それではまたです。」
行「今度も楽しくやりましょうね。」

次の対話は9月中旬です。

行代ちゃんへのメールは 届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
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お願いいたします。

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