不思議な対話


3回目

(〜)は私の心を文章化しています。

世:「行代ちゃん、最近はどんな調子かな。」
行:「うーん、毎日がとっても暇。」
世:「まだ若いんだから、勉強に打ち込んだり恋愛に燃えたり、することはたくさんあるだろうに。」
行:「そういうのはね、全部飽きちゃったの。」
世:「へえ。じゃあ、今の人生は面白くないってことかな?」
行:「それは違うの。」
(???)
行:「何ていうか、面白いことは必ずどこかにあるのよ。それを探す旅の途中って感じ。」
世:「なるほど。私なんかゲームとパズルがあればいいから、探す気力なんかないよ。」
行:「それはもう面白いことがゲームやパズルなのよ。早く見つかってよかったわね。おめでとう。」
世:「そう言われるとなんだか照れるなあ。」
行:「でも、探す楽しみはもうないってことね。残念でした。」
世:「えっ。」
行:「あはは、その顔写真に撮りたーい。心配しなくても大丈夫。他にも見つかるかもしれないしね。」
世:「そ、そうだね。これで全部だったらつらいよ、残りの人生。」

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