不思議な対話


27回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「今日は行代ちゃんの方から何か質問があるという話でしたが。」
行「そうよ。ちゃんと覚えていたのね。」
世「そんな、何でも忘れるみたいに言わなくてもいいではないですか。」
行「世代さんは忘れっぽいのが自慢なんでしょ。違ったかしら?」
世「違います。忘れたくなくても能力の限界で忘れるだけです。」
行「それなのに覚えておいてくれたから誉めたのよ。いやなの?」
世「ほ、誉めですか。はあ。ありがとうございます。」
行「何となく言い方に含みがあるのよね。」
世「何にも無いです。非常に嬉しいです。はい。」
行「そう・・・。」
世「ええと、話が脱線してきました。質問の内容は?」
(外でバイクの音がしたような気がした)
行「大型のバイクって何ccか知ってる?」
世「え?」
行「聞き取れなかったの?大型のバイクよ。」
世「あ、聞き取れてます。なんと言うか質問内容が意外でして。」
行「どういう意味で?」
世「前もって質問すると言っていたので、私に関することだと思ってました。」
行「それは、自意識過剰よ。」
世「ははは。すいません。」
(私に関する質問の回答を用意していたのが無駄になりました)
行「質問の答えは知ってるの?」
世「800ccです。」
行「即答ね。すごいわ。世代さんって物知りなのね。」
世「いや。適当に数字言っただけです。」
行「なーんだ。」
世「うそ800です。」
行「・・・。」
(場を沈黙が支配しました)
世「・・・あ、いや、あの。」
行「寒いわ。」
世「少し寒かったですな。」
行「少しどころじゃないわよ。いつのまにこんなにレベルが下がったの?」
世「元からです。」
行「あきれた・・・。」
世「行代ちゃんは大型のバイクの免許でも取るつもりなのですか?」
行「ううん。」
世「では、なぜこういう質問を?」
行「ちょっと知りたかっただけよ。」
世「怪しいなあ。大型というと男性が使うような気がします。
 もしかして、行代ちゃんの好きな人とか?」
行「そんなのじゃないわよ。」
世「外れですか。」
行「そう。残念ながら外れ。」
世「理由は言えませんか?」
行「ひ・み・つ。」
世「うわぁ。無駄に女の武器を使ってますねえ。」
行「これが普通よ。それとも、何?」
(にらみを、効かされました)
世「もうそこまででいいです。」
行「私はやめる理由は無いけれど、続ける理由も無いわね。」
世「まあ、時間ですからここまでにしましょう。」
行「そうね。」
世「それでは、またです。」
行「またね〜。」

次の対話は6月中旬です。

行代ちゃんへのメールは 届きません
なおこのアドレスは行代ちゃんが個人的に
使っているので、私は関知できません。
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お願いいたします。

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