不思議な対話


18回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。」
世「今日も、猛烈に暑いですなあ。」
行「先月も同じこと言ってなかった?」
世「そうでしたっけ。」
行「そうよ。」
世「熱いから記憶も飛んでいます。」
行「記憶力がないのは1年中でしょ。」
世「はい。そうでした。」
行「暑いときはやっぱり・・・」
世「怖い話は、もういいですがな。」
行「もちろんよ。」
世「では何を?」
行「暑いときはカレーを食べよう!」
世「は?」
行「カレーよ。知らないの?」
世「そりゃあ、知っていますけど。」
行「それなら、いいじゃない。」
世「ただ、行代ちゃんからそんな言葉が出て
きたのに、びっくりしただけです。」
行「カレーは給食で大人気なのよ。」
世「そのようですな。」
行「世代さんが子供のころは人気あった?
もう、20年以上前の話だけど覚えてる?」
(ぐはあ。20年以上前、ときたか。)
世「う。私が36歳であることを突いてきましたな。」
行「たまには、こういうのもいいと思ったのよ。」
世「うまいですな。」
行「ふふふ。」
世「記憶力ないからわかんな〜い。」
行「かわいこぶっても駄目よ。」
世「おいどんは昔を振り返らんタイプですたい。」
行「ははは。それ面白いけど、やっぱり駄目。」
世「まいりました。」
行「それでいいのよ。」
世「ふうむ。なぜカレーなのですか。」
行「カレーを食べて汗をかいて、夏を快適に過ごすの。
あの爽快感がたまらないわ。」
世「なんと言うか、普通ですなあ。」
行「普通じゃいけないの?」
世「行代ちゃんならなにかすごいことを、と期待していました。」
行「例えばどんなこと?」
世「そうだなあ。幽霊が見えるようになるから、とか。」
行「・・・頭、大丈夫?」
世「私はいつでも正常です。」
行「カレーと幽霊と、全然関係ないじゃない。」
世「カレーが好きな幽霊が出てくるとか・・・。」
行「相当苦しいわね。」
世「カレーに恨みを持つ幽霊が出てくるとか・・・。」
行「同じじゃないの。」
世「そうとも言えますな。」
行「こんなこと話してたら、またカレー
食べたくなっちゃった。」
世「また、ということは最近食べたのですかな。」
行「昨日よ。」
世「なるほど。だから、カレーの匂いがするのですな。」
行「嘘。そんなはずはないわ。」
世「冗談ですよ。ふっ。」
行「やったわね。」
世「それにしても、ちと連続しすぎではないですか?」
行「暑いときはいつもカレーよ。」
世「ははあ。」
行「昨日は甘かったから、今日は少し辛いのにしようかな。」
世「辛いカレーも食べられるのですか?」
行「当然よ。世代さんは?」
世「少し、苦手です。」
行「それじゃあ世代さんは誘わないから。」
世「冷たいのお。」
行「涼しくなっていいんじゃない。」
世「あうあうあう。」
行「じゃあ、またねぇ。」
世「それでは、また次回です。」

次の対話は9月中旬です。

行代ちゃんへの応援メールは届きません

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