不思議な対話


10回目

(〜)は私の心を文章化しています。
状況を説明することもあります。

世「こんにちは、行代ちゃん。」
行「こんにちは。世代さん。」
世「非常に寒くなってきました。」
行「12月だから仕方がないんじゃない。」
世「私の肉体は耐えられません。」
行「ホワイトクリスマスになるためには、寒くないといけないのよ」
世「まあ、そうですけど。」
行「夢がないのね。」
世「行代ちゃんは夢があるなあ。ジーザスクライストは世界中の人に夢を与えたのか。」
行「それ、嘘でしょ。」
(せっかく英語読みしたのに何の反応もないところがつらい)
世「え?」
行「だって、こんな寒い時期に屋外で出産だなんて信じらんない。」
世「ううむ。でも、2000年も前だと暖房器具もないはずです。」
行「家の中ならだんろとか、あったんじゃないの。」
世「そうかも、しれません。」
行「馬小屋って相当寒いでしょ。いくらなんでも無理がありすぎるわよ」
世「そんなこと、考えたことがなかったなあ。」
行「『鵜呑みは駄目だ』って、よく言うのにね。」
世「すいません。それなら、行代ちゃんはクリスマスパーティーに行ってもあまり楽しくないんだ。」
行「そんなことないのよ。今年も友達と楽しくやる予定だから。」
世「いいなあ。私は1人でぼんやりと過ごします、今のところ。」
行「クリスマスはお祭りよ。なんで、楽しまないの?」
世「クリスチャンでもないのに、祝う意味はないです。」
行「それ、ただのいいわけじゃない。」
世「はい、そうです。」
行「アドヴェントカレンダーでも買えば盛り上がるかもよ。」
(このカレンダーは12月に毎日1つずつ小窓を開けて
気分を盛り上げるカレンダーです)
世「もう、12月に入ってますけど。」
行「別にいいんじゃないかしら。」
世「いや、もういいです。寒い冬は寒く生きるのが一番です。」
行「寒いというより暗いのよ。今日のノリはいまいちみたいね。」
世「私にもリズムがありますから。そう毎回毎回うまくはいきません。」
行「やってて張り合いがないのは、こっちとしてもつらいのよ。分かる?」
世「全部、冬のせいだぁ。」
(叫ぶことでなんとか自分を取り戻そうとしていました)
行「冬、冬って言うけど、この部屋かなり暖かいじゃない。っていうか、暑くない?」
世「私が暑くしました。」
行「これは、やりすぎよ。」
世「頭がぼんやりするぐらいがちょうどいいのだ。」
行「そうかしら。」
世「わはは。」
行「大丈夫?」
世「心配御無用。あ、頭の回転がよくなってきたら
思い出した。これで対話10回目だったんだ。」
(私は同時に前回の対話の内容も思い出しました)
行「そういうことはもっと早く言ってよ。」
世「そうそう、10回目だから行代ちゃんの秘密を
何か公開する予定だったんだ。」
行「秘密なんて何もないわよ。」
世「それはどうかな。ふふふ。」
行「何か言ったら、こっちもばらすからね。」
世「私に秘密なんてほとんど残されていません。
今日は作戦勝ちだなあ。」
行「油断したのが命取りね。この間見ちゃったんだから・・・」
世「わーわーわー」
行「何よ?」
世「やっぱりなし。行代ちゃんが自分で発表できる
範囲内で何か言ってください。」
行「そうねえ。今はフリーよ。」
世「それ言ってよかったんですか?一応前回の予告
どおりになりました。ありがとうございます。」
行「最後に言っておくけど、私は別に何も見てないから。
すぐ騙されるってことは、何か怪しいことをやってたんでしょ。」
世「くう、やっぱり騙しか。」
行「まだまだね。」
世「騙しあいの練習でも、しないといけないなあ。」
行「じゃあ、またね。期待してるわよ。」
世「では、また次回。」

次の対話は1月中旬です。

トップページに戻る

© 1997


このページは GeoCitiesです 無料ホームページをどうぞ